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春が来た我家の庭(4月13日)

最近時々、古川公園をウォーキングをして講演の木々や他所のお庭の草花や木々を見るにつけ、気づいたことがあります。おそらく私と同様、植物などに興味がある人は気づいていらっしゃることだとは思いますが・・・・。つまり、咲いている花々の数が多いこと、花の寿命が長いこと、一つの花のサイズが大きいことなどです。

今日のウォーキングでも、10日くらい前から咲き始めた桜並木が、まだまだお花見に耐えられるくらいの状態ですから、多くの若い世代の人たちが、グループで子どもをつれて、あちこちで花見弁当ならぬ、花見バーベキューをしていました。花見弁当が花見BQに変わっているのは、時代の流れですから違和感はなく、みんな和気藹々とアットホームな雰囲気の中でずいぶん楽しそうでした。桜と共に辺りには、新芽を一杯つけた黄緑が美しい柳の大木もあり、全てが、花一杯、緑一杯の感がある今年の春だと思いました。

昨日の午後、我が家の庭で苗を植え替えたり、花々の世話をする中で、ふと上を見上げて驚いたのは、ハナミズキ(ピンク)が、これまでにないほど多くの花をつけている上に、そのピンク色が濃い、ということでした。この木は、17年前に家を建て替えたときに親友がお祝いに贈ってくださったものです。庭の一隅にある桃の木も、ずいぶん前から木の幹全体を蔽うほど花をつけており、その状態がいつもの倍くらいの期間続いているのです。このように花の数が多いういうことは、草花で言えば、クリスマスローズ、ヴィオラ、パンジー、デージーなどもそうです。

さらに、ノースボール、カレンジュラなど、また、例年毀れ種で芽吹くことが少ないヴィオラまで、あちこちで芽を出し、びっしり生えているので、移植しなければいけないほどです。ベコニアはプランターに入れ、ナイロン袋をかけて冬越しをしたのですが、これらも7株くらい大きな株が冬越しをして花をつけ始めました。一番嬉しいのは、アオイ科の一種の、洋名アニソドンティア・マルバスロイデスは、「温度があれば周年」と書いてあるように、とうとう1年間、戸外で冬の間も桜のような淡いピンクの花を咲かせ続けてくれました(寒さが厳しい時には、夜だけ玄関内には入れましたが・・・・)。

今まで書いてきたことを総合的に考えてみると、(肥料などはいつもと変わらず施したのですが)冬の間が全般的に暖かかったこと、適当に雨が降ったことなどがあると思います。地球温暖化、天候不順などといわれますが、少なくとも今冬の気候は植物には過ごしやすかったのでしょう。ただ、我家の場合、いつもそうなのですが、シクラメン、サクラソウなどは、どうもダメなようです。他所のお宅が溢れんばかりに咲いたサクラソウのプランターを並べているのに、我家のサクラソウは、いつのまにか消えてしまったもの、生き残ってもやっと花をつけた感じのもので、今年の特徴のように、花がてんこ盛りという状態ではありません。シクラメンそうです。

この状態で気づいたことがあります。過保護だったのではないか、ということです。つまり、水のやり過ぎ。毎年同じことに気づき、園芸店で「水を控えるように・・・」といわれるのに、同じことを繰り返している私。私はこれらの花々との相性が悪いのだと思っていましたが、そうではなく、私がこれらに対する「過保護」から抜け出ていなかったということです。

ガーデニングは楽しいし、ストレス解消にもなり、私の趣味の一部になっていますが、「ただ、一生懸命世話をすればいい」というものでもなく、自分の性格の一部をみたようで「花との共存も難しいなぁ」と思った昨今でした。

by eastwatery | 2008-04-13 15:29  

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