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大雪注意報が出ています(1月20日)

ずっと割合暖かな日々が続いていましたが、どうやら明日は広島地方は雪になりそうで、大雪注意報が出ています。これが、本当の「冬」だとは思っても、勝手なものでやはり「寒い」のはイヤですね。もう一つ心配なのは、明日の通勤です。私が今、勤めている協議会は大学内にあるのですが、山を開拓してキャンパスがつくられており、自然環境がとてもよく、緑一杯で四季を感じることができるのは素晴らしいのです。山だった当時に茂っていた大木もそのまま残してあり、秋など木々の紅葉が楽しめるキャンパスです。

ところが、私が勤めている事務局がある校舎は、高さから言えば、キャンパスでも一番上の方で、さらにその先に駐車場があるのです。そこまでに到る道が急な坂なので、明日の朝は、とても心配です。急な坂だけでなく、その辺りは大木が茂っており、おそらくその道は凍結していると思われるからです(ついでに言うと、駐車場の先には大木などが茂っていて、そこには「猪の出没あり、ちゅうい!」と書いた立て札が猪の写真と共に立ててあります)。

以前、勤めていた大学は、平地なのですが、途中に狭い橋があり往来がそれぞれ1車線ずつしか
ないので、ちょっとスリップすると非常に危険で、雪の朝は相当神経を使って通勤していました。
しかし、そんなことは北海道の帯広市のー33度の気温を考えれば、なんでもないことです。
テレビで帯広市の様子を放映していました。牛舎には牛がつながれていますが、その背中に雪が積もっており、いかにも寒いという感じです。よく生きていられると思うくらいです。

人間の場合、寒ければ着衣を重ね着したり、暖房器具を使って部屋を暖めればすむことです。でも、牛の場合は当然のことながらつながれているので、どうすることもできずそこにいて、生きていくしかないのです。

牛だけでなく、もっと心配なのは、雪国の孤老の人たちだと思って心配でした。しかし、ある地域では、屈強な高校生がボランティアで屋根の雪下ろしを毎日やっているとのこと。安心しました。こういう環境が厳しいところでは人間の善意が自然に出てくるし、助け合いの心も育っているのだと思うと「人間ってまんざらでもない」と思います。もし、雪かきのために人を雇うとすると、僅かな年金で日々の生活を営んでいるお年寄りにとっては、それだけで生きていけなくなります。寒冷地には少しでも人々が快適に過ごせるように、政府は寒冷手当のようなものを出すことを考えるべきだと思います。

by eastwatery | 2008-01-20 22:38  

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