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クリスマス・イブの誕生日(12月24日)

今日は、クリスマス・イブ。あちこちでクリスマス・イブを楽しむ催事が行われています。
我家では、この日はスペシャルディとなります。記念すべき日です。

「おめでとうございます。元気な男の子さんですよ」。私が長男を出産したのは、今からちょうど25年前のクリスマス・イブの日の午後7時7分でした。私、41歳、夫49歳にして授かった初めての子どもでした。

私たちが結婚したのは1962年。子ども好きの二人でしたが、なかなか子宝には恵まれず、あちこちの病院を転々としたり、不妊に効くという指圧に通っても効果なし。その間、ニュージーランドへ居住すること2年。 NZの豊かな自然の中でおおらかな人々と交流する中で「もう、自然に任せよう」と思うようになりました。とはいえ、そう簡単に諦め切れず「これが最後のチャンス」と思って病院を訪ねたのは結婚19年目の春。それから数ヶ月後に妊娠し、結婚20年目にして長男を授かりました。

息子は、当初2月中旬に出産する予定でした。が、陣痛は予想外に早く、しかも夫がヨーロッパへ出張中に息子が誕生することになってしまいました。息子の体重は1,850グラム、43センチ。
体こそ小さくて保育器へ移されたものの、主治医いわく「今日生まれた7人の中で一番元気な子」。
私が退院するときには、息子はまだ保育器の中。息子が保育器を出るまでの毎朝、私の母乳を凍結したものを病院へ運んだのは夫。

こうして誕生した息子は、今日で25歳になりました。昨日は腰の手術で入院中の夫の一人部屋で
ケーキにナイフを入れ、3人でお祝いのケーキを食べました。私と夫からは、夫々にお祝いの言葉を書いたカードを贈り、3人であっという間の25年をふり返りました。私は息子へのカードに「ラッキーセブンが二つも重なっているのだから、幸運な人生が送れるね」と書きました。

なぜ、お祝いが1日早い23日になったかといえば、昨年辺りから息子はガールフレンドと誕生日を過ごすことに決めているからです。それも、広島の県北にある「備北丘陵公園」の華やかなイルミネーションの中で誕生日のお祝いをすることになっているからです。この公園は、広島ではイルミネーションでは、一番有名な場所です。午後10時過ぎ、二人はとても幸福な顔をして我が家に寄ってくれました。お土産は県北の名物菓子の「乳団子」。3人で暖めたコーヒー牛乳を飲んで息子の25歳の誕生日は、終わりました。もう、息子の自立も近いようです。

by eastwatery | 2007-12-24 23:52  

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