異文化コミュニケーション(9月14日)

明後日は、産業能率大学学生会、通信教育交友会広島支部と、私が世話をしている社会人大学・大学院への進学を希望する人達の学習相談・支援などをする「社会人学生ネットワークきらめき」の共催により異文化コミュニケーションをテーマに基調講演とパネルディスカッションを開催します。

初めに5年前よりNZから広島大学大学院に留学して、現在、大学院に在籍して監査法人のスタッフとして活躍しておられるロアン・コーマンさんに講演をしていただきます。彼女はNZの会計士補の資格を持ち、大学院での論文の記述や日常会話もほぼ完璧な日本語を使いこなされる方です。彼女には、日本とニュージーランドの文化の違いなどを語っていただきます。 

その後、「異文化コミュニケーション」をテーマにパネルディスカッション行います。パネラーはロアンさん、私と夫はNZに居住していた体験を基に自分の考えを述べ、産能大学校友会支部長のKさんがアメリカ在住の経験から異文化コミュニケーションを語ります。それ以後は、会場の人たちとの質疑応答をするなど、みんなで異文化コミュニケーションを考えます。

今、私がこの会で話そうとしているのは、NZの人々が初対面の外国人である私に対して、非常に解放的で初めから以前からの知り合いのように接してくださったことです。それを表わす逸話として①近所の人たちとの交流、 ②夫の会社の人たちとの交流、③油絵教室で出会った人たちとのやり取り、④外国人向け英語学校での出会いなどを具体的な例を挙げながら話そうと思います。

①~④で出会った、どの人も「どのようにすればYさんが、楽しくNZの生活を過ごすことができるか」と考えてくださいました。常に彼らは「愛されるより愛する方が先」の生きる姿勢を持ち、何事に対しても積極的でした。女性たちは、自分の考えを持ち精神的に自立をしており、きちんと自己主張をしていました。

英語学校では、帰国時に「もう1年残って英語を学習する気はないですか?」と担任の先生から言われました。 そういうことは、日本人では考えられないので、「夫と共に帰国する」と言うと、先生は、「NZでは妻が一人で残って学習することなど普通だよ」といわれました。どうしても私が帰国するとなったとき、彼は「では、帰国したら大学進学をしなさい」と励ましてくださるなど、常に前を向いて歩いていく生き方を教えていただきました。

NZでの生活から、日本、或いは日本人を比較してみると、①日本人は血縁関係を大事にし、重視しているため、友人と家族などとの関係は明確に分かれていること、  ②女性が自分の考えを主張できる環境にはなく、一人の人間として生きていこうとしたとき、「自分らしく生きる」と「女性らしく生きる」との間でジレンマを感じたり、人から脚を引っ張られることが多い、  ③「生き方」においても「~は~あるべき」に囚われすぎて、人より変わったことをすることに対して抵抗感がある、などなど。
私は、NZの人とのコミュンケーションでいやなことは、ほとんどなく、むしろNZ人でありたいと思う方が多いように思います。ロアンさんが原稿に日本は「ハグ」(抱き合う)の習慣がないことが寂しいと書いておられました。日本も「ハグ」が日本の日常生活に取り入れられると、もっと人と人との関係がクローズになってくるし、開放的になると思います。

明日は、プラザで生涯学習相談会です。何人相談にこられるか?楽しみです。そして・・・・
明後日、「異文化コミュニケーション」のパネルディスカッションがどのように展開していくか、楽しみです。
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by eastwatery | 2007-09-14 23:52  

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