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母の日(5月14日)

昨夜は、夫が1日早い「母の日」をしてくれました。「私はあなたの母ではありません」と可愛くないことを夫にいいながら、「美味しいお菓子ベストテンin 広島」の第3位に選ばれたバターケーキを美味しく頂きました。

そして・・・今日。今年は息子は忙しそうなので「無理かな?」と思っていたら、午後1時過ぎ、「今から行くから」と電話、「ご飯食べる?」「うん」。あわてて、彼のための昼食を用意をしている間に「ただいま~」と帰ってきました。照れ屋の息子は、「これ」といってカードとプレゼントを食卓の上に置いてくれました。

私は、とにかくカードを先に読みたかったので、手に取ったら、「それは後にして」とのこと。
プレゼントをあけたら、「ぬくもりの記憶~マイ ディア マザー~」という詩と写真でワンセットになった本でした。初めのページには、反抗期の母に対する詩から、成長するにつれ、母との思い出の詩が綴ってありました。終わりに近づく頃ころから、胸にじーんと来る詩が載っています(ただし、この詩は娘から母への気持ちが綴られています)。

あなたのうるさい小言の意味が しつこいほどの心配ぶりが そして
あなたが私をぶったときの掌の痛みが わたしにもようやくわかりました
(今でも、「・・・大丈夫?」「野菜をちゃんと食べてる?」ちょっと咳をすれば「風邪ひいていない?」などと私が言うので「もう大人だから、大丈夫。いちいち心配しないでも」と言われています)。

いつまでも、仲よしでいようね

おかあさん あのね・・・・  わたし あなたの娘でよかったと思うよ

ほんとに、 そう思うよ

そうです。この気持ちが本当だとしても、彼は照れて、自分で私に言えない「言葉」なのです。
「いいねぇ、この本、うれしい!ありがとう」と言ったら、「うん、たまたま本屋に行っ
たら、あったから」とのこと。絶対そんなことはないのです。彼は、自分でも絵と詩を書
くのが好きなのです。だから、彼のセンスに合う本をいろいろ探してくれたと思います。
なんと、おしゃれなのは本が包んである包装紙とカードの入っている封筒の色が全く同じ赤なのです。よくも、こんなに同じ色があったもの、と思うほどです。

だけど、カードに書いてあった言葉は、ブログには載せません。私と息子と夫だけのも
のとしたいのです。私は結婚20年目に、息子が生まれて夢だった「母」になれたのです。

息子が幼いときに「K君、生まれてくるのが遅かったようね」と言ったら、「そうよ、
ボクは、本当はもっと早く生まれたかったのに」といったことがあります。江原さんが
「親が選んで子どもを産むのではありません。子どもが親を選んで生まれてくるのです」といっておられました。息子は20年かかって私たち夫婦を選んで生まれてきたのです。

by eastwatery | 2007-05-13 22:02  

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