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「輸出OB会」出席(10月22日)

今日は、年に1回のマツダ〔元の勤め先〕の輸出OB会がありました。私も夫もこの会の会員です。夫が入社したのが、1951年、私が1960年入社ですから、その当時はマツダも今ほどの大企業ではありませんでした。だから、その当時の人たちと会うと、会社の成長期の話を語り合います。15人くらいから始まった輸出課も今では数百人の社員で構成されているのです。

私は夫とは別に、今日は朝早く出て、約80人の参加者の各テーブルに飾る花を生けました。
余興として、詩吟、中国人留学生による中国琴などの演奏があるということで、和風の花ということになり、女性3人で抹茶茶碗に花を生けました。

いよいよ、開会となって、現在88歳の当時の輸出課長だった人が、元気に年齢を感じさせない挨拶をされました。私が輸出サービス係に属していたときの当時の主任さんとも話しました。彼は、私が高卒で入社し、結婚後も学習を続け大学、大学院と進学・修了したことを、とても喜んでくださいました。「私は、あなたがそこまでするとは思っていなかった。Yさんのことを本当にすばらしいと思うよ。頑張ってくれよ」と励ましてくださいました。この方も今はもう既に80歳近くになられました。会の初めにこの1年間に逝去された人(今年は1名)の冥福を祈って30秒間の黙祷をささげました。

今日参加できなかった人たちのメッセージのコピーが、テーブルに置いてあったので読んでみましたが、5,6人の人が体調不良や入院中などの理由で参加できない旨が書いてありました。こうして、毎年毎年確実に全員が年齢を重ねていっているのだと、つくづく思いました。十数年ぶりにお会いした方もあり、あまりの変わりように、気づかなかったこともありました。特に男性の場合は、変わりようが激しいと思いました。女性の場合、化粧や髪型、服装等によって、分かりにくいと思われるかもしれませんが、男性ほどの変わり様ではありません。こうしてみると、日本の高度成長期を支え、戦い抜いてきた人たち(企業戦士)の生き方がその変わりように表れているようで、思わず「ご苦労様でした」と思いました。

来年もOB会は開催されますが、皆さん(私達夫婦も含めて)が、今日のように元気で参加できればいいなと思ったことでした。

by eastwaterY | 2006-10-22 19:00  

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