人を信頼することとコミュニケーション

 昨夜、夜遅くテレビのBS「朝日ニュースター」を観ました。この番組は、普段は評論家や大学教授などが時事問題などについて討論しています。昨夜は、お正月スペシャルということで評論家の宮崎さんやダイヤモンド編集長、中国人の楊さんという大学教授、経済研究所の女性(名前?)、そしてもう一人は情報科学分野の大学教授(?)の5人が、今年考えていかなければいけない課題について、いろいろ討論をしていました。

 その中で「ああ、やっぱり」と思うことがあったのです。それはあるアンケートで「人を信頼することができるか?」を問うたところ、フィンランドの若い世代は80%がYES、日本の若い世代は40%だったそうです。

 以前、「アエラ」で携帯電話のことについて、フィンランドの中学生がどう答えたかが書かれていました。それは、「現在日本の中学生の多くは携帯電話を持っており、長時間友達と話す人が多い」という例を話した時のことです。フィンランドの中学生は、不思議そうな顔ををして「どうして?フィンランドでは、何か連絡をしなければいけないときだけ携帯電話を使うが、人と話をする時には使わない。だって、話をするということは顔と顔をあわせて話すのでしょう?」といったとのこと。「なるほど」と思いました。

 私は、60代半ばですが、携帯電話をちょっとした連絡をするためには使いますが、おしゃべりで使うことはありません。勿論、電話代が高くつくのもありますが、基本的には顔と顔をあわせて、目と目を見合って話すものだと思うからです。特に、お互いを理解したいと思うときやコミュニケーションに問題があったときには、相手の表情がわかる場でなければ、上手く相手に伝わらないと思うのです。

 例えば、「私は、そうは思わない」と否定的な意見を言うときなど、電話であればその言い方により、相手を傷つける場合もあるのです。難しいと思います。フィンランドの中学生は、そういうことを家庭や学校できちんと教えられていること、また、フィンランドの人たち自身が「コミュニケーションをとることと単なる事務連絡のためにすることには大きな違いがある」ということをしっかり分かっているからだと思います。そして、何よりも人と人との関係が信頼感で結ばれているのだと思いました。だから、昨夜の話も「なるほど」と頷けたのです。

 最近、いろいろなところでコミュニケーション不足、コミュニケーションの難しさが語られます。
特に若い世代では、コミュニケーション不全とまでいわれています。それは、つまるところ「人と人が信頼関係で結ばれているか」ということでしょうね。”結”をこのブログの名前の中に入れているのも、人とつながりたいという思いが込められているからです。

 今日も長文になってしまいました。もう一つ書きたかったのですが、明日にします。
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by eastwaterY | 2006-01-04 21:56  

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