せせらぎ公園でのウォーキング

6月から早朝ウォーキングを始めて4カ月余りになります。我が家から歩いて10分足らずの所に古川という川があり、その川沿いにいろいろな樹木が茂っているのが「せせらぎ公園」です。四季折々に季節の花を咲いていたり、鳥類としては鴨、カワセミ(滅多に出会いません)、ツグミの一群、あとはスズメや鳩などがいます。

2ヶ月前からは、鳥類に加えて、捨てられたらしい中型の灰色の鯉等もいます。「捨てられたらしい」というのは、初めから人懐っこいことから、そう感じています。
しかし、この鯉はどうやら目が見えにくいようで、口先の所にちょうど良いようにパンを投げてやらないと,食べることができないのです。初めは私のスキルが追いついていかず、ずいぶん他の小さな魚に与えることになってしまいました。今は、食べる鯉も、与える私も上手になってうまくいくようになりました。

この鯉については、日によっていろいろ楽しませてもらっています。最近は、私たちが鯉にパンくずをやっているのを見て、他にニ組の夫婦が加わり、同じように餌をやってくださっているので当初の頃と比べると、ずいぶんふっくらしてきました。面白ことに、私どもが早起きして5時半ごろに行くと、まだ草陰で休んでいるので、「おーい!来たよ、おいで」と言うと急いで泳いできます。そして、投げてやったパンくずをパクパクと食べます。

ところが、他の人が私たちより早く行った時には、かなりお腹も一杯のようで、形だけ食べて草陰の方へ帰っていきます。そういう日は、鳩やスズメに残ったパンくずを捲いてやると、時々餌の取り合いをしながらも、仲良く食べています。

4か月もたつと、ウォーキング友達ができました。人間だけでなく散歩中の犬たちとも仲良くなりました。夫婦連れで歩いている人は全体の3割くらい、男性一人が5割くらい、後の2割が女性一人の人たちです。いつものメンバーの姿一人でもいないと、ちょっと淋しい感じです。

大部分の夫婦連れは夫が少し前を歩き、そのちょっと後を妻がついていく、というのが多いのですが、我が家の場合、どうしても私の足が速く、私が前で夫が後ろという形が定着した頃でした。一人ウォーキングの男性から「多くの人は旦那さんが前で奥さんが後ろなのだけど、お宅は反対ですね」とほほ笑みながら、声をかけられました。

私も夫もそのことについて、ちっとも気にしていないので、そういえばそうだと思い、その男性が言われたことに対して、「あっ、そうか」という感じで受け取っていました。ところが、ある日のこと、その男性がすれ違う時に突然、私の横に来て「奥さん、先日はいらないことを言ってしまって失礼しました」と言われました。私も「いいえ、何も気にしていないので、大丈夫ですよ」と答えたところ、ポケットから小さな包みを出して私に差し出されました。 「これは小鰯をさばいて、刺身をつくる時、この小さな道具を使うと簡単に出来ますよ」と言って、ご自分が作られた小さな道具をプレゼントして下さいました。 驚きました。

彼だけでなく、毎日顔を合わす人たちとは、お互いに「おはようございます!」と言って声をかわしているので、なんとなく親しくなっている気分でしたが、そのように気を遣ってくださる人がいることに感動しました。
もう一つの楽しみは、いろいろな犬たちとの出会いです。大体、同じ時刻に出会う犬たちは決まっているのですが、さすがは頭のいい犬たちです。今では、私たち夫婦のことが、遠くからでもわかるのか、30mくらいの近さになると尻尾を振って私たちをめがけて走ってきます。また、別の犬は、出会うなりべったりと私にひっついて甘えてくれます。大の犬好きでありながら、自分たちの年齢を考えて犬を飼わなくなって久しく、他家の犬であっても、毎日喜びや楽しさを与えてくれる犬たちに感謝です。

こうして、私の仕事の都合で、朝早く自宅を出なければいけない時や雨の時以外は、ウォーキングを欠かすことなく続けています。いつまで続くか分かりませんが、寒くなれば早朝ではなく夕方から歩こうと思っていま。その時には、また、新たなウォーキング仲間ができるかもしれません。
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by eastwatery | 2010-10-07 20:41  

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