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2年半の仕事が終わりました(2010年3月6日)


またまた、ご無沙汰してしまいました。

2月26日に2年半にわたった広島県再チャレンジ学習支援協議会の仕事が終了しました。
とはいうものの、正式には文科省の2人目の委員のヒヤリングが3月1日にあったので、正式にいえば、3月1日に終了したということです。

2年半の間、広島県内の各地でキャリア支援の学習支援事業を実施してきましたが、終了するまでには、その期間の各講座をふり返って報告書を書いたり、、その期間に受講した全ての受講生へのアンケート送付・返送されたデータの入力、そして最後は分析・考察に追われました。

その後は、自分の担当分のファイルの整理、パソコンに入っているデータの整理など、息つく暇もないほどの忙しさでした。それまでには、協議会・女性支援委員会の最終回の会議があり、会議文書、会議録の作成もあり、時には一睡もせず文書作成をするなどしましたが、風邪も引かず、病気にもならず、無事最終日を迎えるころができて、ほっとしました。

2名の文科省の委員の方のヒヤリングでは、事前に質問事項は伝えられているものの、スムーズにヒヤリングが終わるかと、その2日間は緊張しましたが、何とか、まあまあの評価で肩の荷が下りました。しかし、せっかく広島に根付きつつあったキャリア支援事業が、完全に終了することについては、受講生から「残念だ。何とか継続して事業を実施してもらえないか」という声や「キャリ支援講座を受講することにより、自分の生き方や就業に対する意識の変化があって、無事就職することができた」、「地味な講座ではあるが、受講生にとっては、必然であり役立つ講座であった」等、多くの受講生の声がアンケートの回答に書かれていたので、ここで終了するのは、中途半端な感じもしています。

文科省委託事業のこの講座は、初めから2年半で終了することはわかっていましたが、、この不況下、もっと実施すれば女性たちのステップアップができるのに・・・と残念です。2年半前にこの事業が始まった時には16協議会であったのが、毎年の文科省による厳しい評価によってその数は減少していき、本年度生き残ったのは、わずか7協議会でした。だからこそ、何とか継続して講座を実施したいという思いがあるので、今後、キャリアドバイザー7人でグループを作って講座企画・実施をしていくこととしました。幸い、広島市女性教育センターが、後押しをして下さるとのことなので、心強いです。

本年度は協議会の事業でも公民館や、キャリアドバイザーの40時間のインターンでも、公民館でキャリア支援事業を実施してきて、カルチャセンター的な講座の多い公民館でも、企画がよければ受講者が集まることも分かりました。


したがって、今後は、いろいろな年代の人にキャリア支援講座を実施するために公民館を初めとして各機関等にもキャリアアドバイザーの会で企画書を作成し、積極的にキャリア支援講座を推進していこうと考えています。

昨年秋に実施した3つの講座で受講生の方々からは「公民館で、このような高度な講座に参加できたことがよかった」という感想をもらい、公民館側からは「地域住民にキャリア支援講座に対するニーズが確実にあることが分かったので、今後も開催していきたい」という意見をいただいたので、7人の仲間で、それぞれの得意分野を活かして講座を開催し、キャリ支援講座を地域に根付かせたいと考えています。

by eastwatery | 2010-03-06 23:39  

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