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講演、すみました(3月3日)


 先ほど、今日の出来事を一杯書いて、もう少しで終わりというところでパソコンに異変が起き、ごそごそやっているうちに全て消えてしまいました。パソコンに未熟なものがすると、こういうことになるのですよね。だからもう、消えたものの1/3位で報告します。

 あ~、やっと先週から緊張して準備を進めていた講演が終了しました。そのわけは文科省のお役人が二人聴講するということだったからです。


 私に与えられた時間は2時間でしたが、だいたい人が集中できる時間は1時間と私は思っているので、1時間半を熱心に聞いて下さったことに、感謝しつつ1時間半で講演を終了し、後は質疑応答としました。

 なかなかユニークな質問が出ました。
①意識変容を効率よくやる方法はありますか?
②意識変容をグループ単位でやって、一斉に意識変容をする方法はありますか?
③批判的自己省察というのがあるが、私は退職後職業としていた事とは違う事で好きなことを  見つけて楽しく活動している、という意味で言えば、意識を変容したのだが、「批判的」という   のは、どういう意味ですか?

  ここまでは、退職後の男性で、この質問を受けながら、やはり男性はサラリーマン時代に
いかに物事を効率よく、利益を上げて行くかを考えていたのだろうかと思いました。ちなみに、①の質問者は、心理カウンセラーをしている人です。一人一人を効率よくこなして、カウンセリングをしたいと思われたのでしょうね。これでカウンセリングがうまくいくのでしょうか?

 これに対して私がどう答えたかは、明日にしようと思います。長くなるのです。

 男性に引き換え、女性の場合は、「1分くらいで言ってください」といわれているにも関わらず、質問とか感想ではなく、自分がやっている活動を長々といったり、自分の個人的なこと(例えば、白内障の手術をしたとか・・・)を話されるのです。女性の場合は、決められた時間の中で、必要なことを、わかりやすく話すプレゼンテーションのトレーニングをする必要があると思いました。

 また、私の体験を話した部分もあったので、「小学生がおりながら、大学生になった事に対して地域社会はどういったのか、子どもとの対応はどうしたのか?」という質問が出ました。母親が、小さな子どもがいるのに学習することに対して違和感を感じられたようでした。母親が働く事に対して違和感がないのに、なぜ、学習することに違和感があるのでしょうね。母親は、子どもが小さいうちは好きな事は犠牲にすべきという考えがあるようでした。

 こうして講演における質疑応答でも男女差が出て面白かったです。さすがに、男性はプレゼンテーション能力はありました。その他、いろいろ質問もありました。

 全てが終了した後、環境関係のNPO活動をしている若者がきて、「とても刺激になったし、いろいろ考えることがありました。NPO活動に活かしていきます」といってくれた事が一番嬉しかったです。

 一番おかしいな?と思ったのは文科省のお役人二人。私がそばにいるにも関わらず感想の一つも挨拶もせず、「食事に行きます」といって帰られました。 ?と思い、唖然としました。
もちろん、進行役の人が彼らに質問を振らなかったのもおかしいのですが、挨拶位してもいいと思います。これがエリートの礼儀作法なのでしょうか?いい学びをしました。

by eastwaterY | 2006-03-04 01:01  

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