<   2010年 03月 ( 5 )   > この月の画像一覧

 

TV番組 「ワンステップ」の終了(2010年3月29日)


3月13日のブログで、TV番組 「ワンステップ」の事を書きましたが、昨日で、この番組が最終回になるということを知りました。心を洗われるような同番組が終了する事に対して、
「なぜ?」という割り切れない気持ちでいっぱいです。

考えられる理由としては、①日曜日の午後11時30分からの放映であること(30分間)、②トヨタ自動車株式会社の事情(アメリカ等において発生したプリウス等のリコール問題の賠償等に関する莫大な費用)が考えられます。トヨタは、以前から多種多様なTV番組を提供していると思われますが、その中からこの番組が3月で終了するという一つの理由は、視聴率至上主義の感が否めませんが、

現在のTV番組において、どの年代を通しても、毎回「観て良かった、心に響き自分の考え方や生き方に大きな影響を与えた、学ぶことが多くあった」と感じられる様な番組が少ないことを考えると、「TV番組のあり方」と企業の「社会貢献のあり方」を考えざるを得ません。

ただ、人の価値観や生き方は多様であり、私がこの番組を上述のように考えたとしても、多くの人がそうとも言えません。一番、私の身近にいて、世の中の事件や政治の問題等を語り合っている夫ですら、この番組だけでなくこの種の映像は、いくら「一緒に見ない?」といっても、絶対観ようとはしません。感激して、その内容を話そうと、「ふ~ん」というだけで、関心を示そうとはしません。

人にはいろいろな考え方や生き方があるのですから、それはそれで仕方がないことだというのは分かっています。

しかし、近頃の若い人は・・・・・」と嘆く大人の多い現在、若者が純粋な心をもって社会に役立つ活動、人に喜んでもらうことをして、若者自体が将来の生き方や働き方を深く考えるようになる番組が消えてしまうことは、いくら考えても、本当に残念です。
[PR]

by eastwatery | 2010-03-29 10:17  

若い人の頑張りに励まされます(2010年3月26日)


最近、若い人の考えや行動に励まされることが何度かあり、元気をもらっています。

その一つは、私が夫とボランティアで活動している「社会人学生ネットワークきらめき」での
学習相談・支援の中で、嬉しいことがありました。私が協議会の仕事を終える数日前、知人を介して3月中旬、大学工学部に受験する現在就業中の26歳の男性Oさんから、「出願書を読んで修正と面接における留意点等のアドバイスを受けたい」と依頼がありました。

送られてきた出願書・履歴書等を読んでみて、心に大きく響いた内容に夫ともども、ぜひ入試に成功してほしい、と強く思いました。

Oさんは、高校中退後、建設関係の小企業に入り、建築物の外装工事をする仕事をしていました。
その内、効率よく仕事をするためには、どうすればよいかを考え始め、毎日自分が考えた独自の方法をノートに書きながら、仕事を続けているうちに、親方よりOさんの仕事ぶりを認められるようになったとのこと。そのことがきっかけとなって、将来は学校や病院を建築できるようになるために一級建築士になるために、大学へ進学したいと思うようになりました。その時点から、独学で学習し、2008年には、大検に合格したのです。その後、一度は大学受験にチャレンジしたものの、小論文の出来が悪く、不合格。

しかし、それにも負けず今回も大学受験に挑むことになったということです。初回の大学受験の不合格後は、小論文に問題があったということで、それ以後何冊もの参考書を読んで、書くことを繰り返していたとのことで、今回の出願書は、割合よくできていました。ただ、起承転結の順番が異なっていたり、ちょっとした言葉の使い方を修正するという作業があったものの、その文章には、Oさんの学習意欲や前向きな生き方が感じられ、心を打つものがありました。

「Oさんは、現役の学生よりやる気はあるし、彼が合格しなければおかしいよね」と夫と話していましたt。そして、1週間後見事に「合格」の報がOさんよりありました。面接で留意点を伝えていたので、彼は事前に文章にして、どんな質問にも答えらえれるようにあれこれ準備をしていたようでした。 「合格」は当然の結果だと納得したし、彼の喜びの電話で、私も幸せになれました。

次に・・・・・就職活動中の女性から、私のブログに対してコメントをいただいたことも、嬉しいことの一つです。私が、3月13日にTV番組「ワンステップ」について記事を書いた時に
コメント下さった女性です。 全てではありませんが、次の通りです。

「私は就職活動中の大学生です。最近、「働く」ということについてよく考えます。
大きい企業になればなるほど「誰の何のために仕事をしているのか」がわかりにくくなるのかなと感じています。(以下、略)
同世代の方が頑張っている姿には刺激を受けます。ワンステップという番組はまだ見たことが無いので、今週はぜひ見てみたいと思います。
就職難と騒がれる時代に就職活動が出来、自分にとっては、逆に良かったとも感じています。楽な方向に流れていきがちなので、このような状況でもなければ自分と向き合うこともなかったと思うのです。
また、お会いした企業の方や見ず知らずの私に丁寧なアドバイスを下さる貴方のような方もいらっしゃり、世の中には他人の事を真剣に考えてくださる方がいるのだと知ることが出来ました。」

何と、逞しく意欲的で前向きな考え方と生きる姿勢なのでしょう。彼女のコメントに対して私も精一杯アドバイスと励ましのコメントを返しました。現在の就職活動の厳しさや不安に対して嘆くでもなく、不満を言うでもなく、却って「幸運」だと捉えることができる生き方に対して、私自身にとっても大きな励みとなりました。

今日書いた二人の若い世代の人たちに大きな拍手を送りたい気持ちです。「すごいね!、これからもがんばってね!」とハグしたい気持ちです。
[PR]

by eastwatery | 2010-03-26 22:34  

驚き、感心したこと(3月21日)

1昨日から昨日と、1泊2日で義姉(夫の姉)が竹原市からお墓参りに我が家を訪れました。
私どもは、毎年、お正月とお盆には義姉の所へ御挨拶とお墓参りにいきます。その時は、義姉が同居している息子一家の家族と食事をし、積もった話をしながら、楽しい時間を過ごしています。

今回、86歳の義姉が我が家に訪れる前に、義姉が、2年くらい前まで師範で生け花を教えていた池坊の花展を見に行くにあたっては、義姉の孫(男子大学生)が広島の花展会場に義姉を送って来ました。その後、孫より到着の報と同時に、私どもが会場に義姉を迎えに行く時間を知らしてきます。その後は・・・・・・ちょうど義姉が花展を見終わる時間に、義姉を迎えに行く・・・・という具合で、義姉は無事に我が家へ来ることができました。

昔の高等女学校を卒業後から定年まで銀行で働き続けた、いわゆるキャリア女性の姉も、86歳ともなると耳が遠くなって、自分が興味・関心があることや話したいことは、間断なく話し続けますが、誰かが義姉に話かけた場合、自分が興味がない話をすると、ポカ~ンとして、まるで興味を示さないのです。そして、再び、いろいろなことを話し続けます。

ところが、驚き、感心したことがあります。私が、パソコン(PC)を打っていると、PCに関しては、ものすごい勢いで、いろいろな事を尋ねてきます。例えば、ブログのこと、インターネットから情報を得る時、どのようにして情報を得るのかということ、私がPCで私製の葉書を作成するためにクリップアートから絵を取り出し、仕上げること等について、一つ一つ、すごい集中力でじっと見ながら、質問をしてきます。

残念ながら、私はPCでゲームをしないので、ゲームうするところを見せてあげることはできなかったのですが、これができていたら、もっと義姉は喜んだことと思います。

86歳で、6年前にペースメーカーを入れ、2、3年毎に取り換えたり、多種多様の薬をたくさん飲んでいるのですが、生きていくエネルギーと意欲にはすごい事だと感心しました。ただ、欲を言えば、人の話にももう少し興味を持ってほしいとは思いますが・・・・。

いささか、おしゃべりの相手で疲れはしましたが、何を料理しても喜んでしっかりた食べて
もらえるので、すっかりストレスは解消できました。
[PR]

by eastwatery | 2010-03-21 22:14  

ワンステップ (2010年3月13日)

私が、毎週、(時間が許せば)ほとんどといっていいほど必ず観るテレビ番組があります。それは、日曜日の午後11時半から始まる「ワン ステップ」(トヨタ自動車提供)です。土・日曜日は、結構研修会や学習会があって、昼間は自宅にいない事が多いのですが、この番組は深夜なので、余程疲れていない限り必ず観ることができる番組なのです。

この番組の趣旨は、「明日のために、誰かのために、今、自分にできることをやってみよう! ... と思う人たちや、まだちょっと勇気が足りない人たちに、番組が最初の第一歩を踏み出すきっかけ作ったり、応援したりする」ということです。
この番組の大きな特徴は3点です。一つ目は、自分にできることをやってみようと思う人たちは、ほとんど10代~30代の男性と女性です。二つ目は、毎回、必ず決まってやっている活動は、すべてボランティア活動です。三つ目は、ボランティアをしてもらっている人たちは、必ずと言っていいほど日本国内の過疎地の高齢者です。

ボランティア活動をする人たちの職業は、パティシエ、美容師さんや理容師さん、洋服リフォームの職人さんとデザイナーの組み合わせ、大工さんなどなど、いろいろな職種の人たち。職業を持った人たちだけでなく、大学生や専門学校生も、過疎地の高齢者たちに、自分たちでできるボランティア活動をしに過疎地にやってきます。

ほとんどの過疎地では山奥などが多く、お店が1店もなく1週間か10日に1回移動販売の車が来るというような環境です。おそらく高齢化率は70%近いと思います。
そのような所に若い人たちが1週間滞在し、自分たちの技術・技能によって高齢者の方々の希望に、できる限り応えていくのです。大部分の高齢者たちは、子どもたちとは別居であり、中には、配偶者を失い孤独な中で精一杯生きています。だから、若者が自分たちの所に来て、自分たちが困っていることや、希望することをしてもらえるのですから、若者が来た日から、明るい表情になり、少しの間だけでも活気づくのです。
その一方で、ボランティア活動をしに来た若者は、いろいろな問題にぶち当たりながらも、「何とかお年寄りに喜んでもらいたい」という熱い思いを持って、自分の技術・技能では応えにくい問題に、なんとかチャレンジし、それが解決した時のお年寄りの人たちの喜び、涙、感謝の言葉に改めて自分の仕事の素晴らしさに気づくのです。

私が、なぜ、深夜の番組にも関わらず、この番組をどうしても観たいのかというのは、「何とか人を喜ばせたい、励ましたい、期待に応えたい」と一生懸命になる若い人たちが、こんなにもいるのだということで、私自身が励まされ、私も頑張ろうと大きな勇気をもらうことができるからです。

その例を一つ挙げてみましょう。約1か月前に放映されたパティシエの人たち5人が、ある過疎地を訪れ、いろいろなケーキやパンなどを作りました。ケーキ屋さん等あるはずもない地区ですから、地区の集会所に集まった人たちの顔は輝き、できたてのショートケーキやプリン、ババロアなどを夢見心地で食べていました。その様子を見て、足を痛めて集会所に来られない人へ、心やさしき若者がケーキを届けるなどをしているうちに、あるお年寄りから頼まれた事がありました。

それは、明日が、夫の誕生日なので、教えてもらって手作りのケーキを贈りたい、という人と一緒にお祝のバースケーキを作って届けました。ろうそくを消した時の夫の喜び。結婚以来、初めての妻が作っプレゼントのケーキを、いとおしそうに食べる夫。
また、もう一人は、妻の誕生日にケーキを贈りたいという夫。結婚以来60年間、感謝の気持ちは一杯あっても言えない典型的な夫は、ケーキを作る途中で、妻が朝顔が好きだから、ケーキの上に自分が作った朝顔の花をおきたい、といいパティシエの助けを借りながら、見事に朝顔が飾られたケーキを妻にプレゼントしました。感謝の気持ちが一杯で涙を流しながら、ケーキを食べる妻。
そういう光景を見ながら、パティシエの若者は、改めて自分の仕事がこれほどまでに人々を喜ばせることに感動して思わず涙で一杯になります。そこから、若者はこれからの自分の仕事に対して、自分がどのように思ってケーキを作り、どのような生き方をしていくかを考えていくようになるのです。この思いは、どんな職業の若者も同じです。
私はかって、この番組を見るたびに特別養護老人ホームに約5年間ボランティアでお手伝いに行った時に「人のためは、自分のため」ということを感じ、お年寄りから、様々な人生の学びをいただいたことを思い出します。そして、そのことに気づき、これから多くの人と共に歩んで行こうとしている若い人たちが、こんなにもいるのだと励まされるのです。
[PR]

by eastwatery | 2010-03-13 20:52  

2年半の仕事が終わりました(2010年3月6日)


またまた、ご無沙汰してしまいました。

2月26日に2年半にわたった広島県再チャレンジ学習支援協議会の仕事が終了しました。
とはいうものの、正式には文科省の2人目の委員のヒヤリングが3月1日にあったので、正式にいえば、3月1日に終了したということです。

2年半の間、広島県内の各地でキャリア支援の学習支援事業を実施してきましたが、終了するまでには、その期間の各講座をふり返って報告書を書いたり、、その期間に受講した全ての受講生へのアンケート送付・返送されたデータの入力、そして最後は分析・考察に追われました。

その後は、自分の担当分のファイルの整理、パソコンに入っているデータの整理など、息つく暇もないほどの忙しさでした。それまでには、協議会・女性支援委員会の最終回の会議があり、会議文書、会議録の作成もあり、時には一睡もせず文書作成をするなどしましたが、風邪も引かず、病気にもならず、無事最終日を迎えるころができて、ほっとしました。

2名の文科省の委員の方のヒヤリングでは、事前に質問事項は伝えられているものの、スムーズにヒヤリングが終わるかと、その2日間は緊張しましたが、何とか、まあまあの評価で肩の荷が下りました。しかし、せっかく広島に根付きつつあったキャリア支援事業が、完全に終了することについては、受講生から「残念だ。何とか継続して事業を実施してもらえないか」という声や「キャリ支援講座を受講することにより、自分の生き方や就業に対する意識の変化があって、無事就職することができた」、「地味な講座ではあるが、受講生にとっては、必然であり役立つ講座であった」等、多くの受講生の声がアンケートの回答に書かれていたので、ここで終了するのは、中途半端な感じもしています。

文科省委託事業のこの講座は、初めから2年半で終了することはわかっていましたが、、この不況下、もっと実施すれば女性たちのステップアップができるのに・・・と残念です。2年半前にこの事業が始まった時には16協議会であったのが、毎年の文科省による厳しい評価によってその数は減少していき、本年度生き残ったのは、わずか7協議会でした。だからこそ、何とか継続して講座を実施したいという思いがあるので、今後、キャリアドバイザー7人でグループを作って講座企画・実施をしていくこととしました。幸い、広島市女性教育センターが、後押しをして下さるとのことなので、心強いです。

本年度は協議会の事業でも公民館や、キャリアドバイザーの40時間のインターンでも、公民館でキャリア支援事業を実施してきて、カルチャセンター的な講座の多い公民館でも、企画がよければ受講者が集まることも分かりました。


したがって、今後は、いろいろな年代の人にキャリア支援講座を実施するために公民館を初めとして各機関等にもキャリアアドバイザーの会で企画書を作成し、積極的にキャリア支援講座を推進していこうと考えています。

昨年秋に実施した3つの講座で受講生の方々からは「公民館で、このような高度な講座に参加できたことがよかった」という感想をもらい、公民館側からは「地域住民にキャリア支援講座に対するニーズが確実にあることが分かったので、今後も開催していきたい」という意見をいただいたので、7人の仲間で、それぞれの得意分野を活かして講座を開催し、キャリ支援講座を地域に根付かせたいと考えています。
[PR]

by eastwatery | 2010-03-06 23:39