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もう春ですね

広島も桜のだよりが聞かれる頃となりました。

それなのに、何年振りかの風邪を引き込んでしまって、咳と声がれに悩んでいます。
1昨日、150ページに及んだ情報誌「なりたい あなたに 女性の再チャレンジ応援ナビ」を
印刷所に渡したので、気が緩んでしまったようです。

それまで、報告書・計画書・情報誌の3本立てて仕事に追いまくられ、前述の2つは提出して
少し安堵していたのですが、これが、どっこい。 大変な仕事がたくさん残っていました。
女性が働くために必要な支援制度・支援策・支援機関に関して正確な情報を届けるために
どれだけの時間を要したか。

編集・作成の責任者と二人で頑張りました。
私の役割は、各行政機関(国・県・市)やNPO法人、団体などへ、掲載許可をいただくこと
どれだけ電話をかけ、ファックスを送ったかわかりません。そして、各原稿の校正など。
でも、私の電話を受けてくれた方々が、みんなとても親切で丁寧で助かりました。
特に、最近いかに行政機関のみなさんが、私たち一般人に対して礼を尽くして
調べたり、対応してくだったりしたか。このことを知っただけでも大きな収穫でした。

中には、私の話を聞いて、「ぜひ、その情報誌を送ってくださいね。楽しみにしています。
がんばってください」という人が何人もおられました。働く女性に対して、絶対入れたいと
思っていた「病後児保育の施設」の多くは小児科や診療所が多いのですが、「待合室に
おいて、お母さん方にいろいろ読んでもらいたいものが書かれているので、ぜひ10冊くらい
送ってください」という先生など、いろいろ応援してくださいました。

この情報誌の一番の売りは、実践事例を書いた50ページです。女性で再チャレンジをして頑張っている人たちを取り上げたものです。取材をし、原稿を書き、何度も校正をして出来上がりました。取材した人たちは、「主婦から進学をして自分が目指していた仕事に就職できた人、夫婦でサラリーマンからイチゴ農家で頑張っている人、ある市の空き家プロジェクトの支援策を利用してリサイクルショップを開いた人、
東京から広島の過疎地に来て、その土地の人と友達になりながら、ジャム加工業を起業した人・・・・その他いろいろですが、中には離婚後子どもを育てるために専門学校へ行き看護師になった人、障がい者の人たちの役に立ちたくて学習してガイドヘルパーになった人、全部で25人の人たち。

その上、女性が働きやすくするために会社内で両立支援策などを取り入れている女性の副社長さんや主婦二人で立ち上げて全国に名の知れた会社にした人なども取り上げました。不思議なことは、再チャレンジをした人たちのどの人も、顔立ちは違うのに生き生きと輝いた笑顔を持っている人たちばかりだったことです。各々の人の生き方が、その顔を作っているのだと思いました。

この情報誌の取材・原稿作成をしてくださった人は、事務局外の人でした。しかし、どの人も献身的にこの情報誌に取り組んでくださり、この仕事をしたことが多くの人の生き方を知ることとなり勉強になった、と感謝をしてくだったことです。
この皆の情報誌に対する思いは、どこかに置かれて忘れてしまわれるような情報誌ではなく、「ぜひ読みたい、ぜひ活用したい」と思われるような情報誌にしたいということです。

いよいよ4月10日には、この情報誌2,000冊が事務局に届けられます。地元紙中国新聞社に送り、ぜひPRをしてもらって、本当に必要とする人に読んでもらいたいと思っています。

私の生涯の中で、さらに多くの人と出会い、刺激を受けた貴重な体験でした。

少々の風邪などは飛んでいく思いです。
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by eastwaterY | 2009-03-31 23:24  

母校の卒業式(3月20日)

またまた、久しぶりのブログです。
今日は、私の母校、広島文教女子大学の卒業式でした。もう、母校の同窓会会長も辞めて2年になるのに、卒業式に行ったのには、訳がありました。

約3年前、幼子も含めて3人のお子さんのいらっしゃる女性から、ある有名企業の課長職にありながら、辞職して大学院へ進学して、将来臨床心理士になりたい、という相談を受けました。
私は、5年前から自分の経験を活かして「社会人学生ネットワークきらめき」(愛称:SGネットきらめき)を立ち上げ、社会人で大学・大学院進学希望の方にボランティアで学習相談・支援をしています。

お話を聞いてみると、一番下のお子さん(3女)はまだ1歳半、しかし、長女さんが12歳、次女さん7歳ということで、何とか育児・家事支援が少しはできるとのこと。そうはいっても、3女さんはまだ1歳半。病気になった時はどうする?近所や周辺にお子さんの世話をしてくれる人がいるのか? また、幼子がいても大学院進学することに家族の理解はあるのか?・・・・・
いろいろ話し合いました。

社会人が進学する時、①健康、②家族の理解、この2点がしっかりなければ、いくら意欲があっても継続することは、できません。だから、進学したい人には、常にこの2点を徹底的に話し合います。彼女の時もそうでした。

そして・・・日をおいて、この2点が解決できる見通しが立った頃にちょうど入試がありました。
もともと、若い時に広島大学大学院を修了して就職した人ですから、今回の大学院入試も優秀な成績で合格し、学生・母・妻と、一人三役の彼女の日々が始まりました。

2年の間には、いろいろあったと思います。先日、彼女から無事修士論文も合格し、修了できることが決まったとのメールをいただきました。

今、振り返ってみると、彼女の相談を受けた時、彼女は、まだ、育児休暇の真っ最中でしたが、たった、2時間の相談で「私は会社を辞めて進学します」と、いともあっさりと進学の決意を言われた時には、私の方が「一寸待って」と思わず言ったくらいです。その後、「学習履歴」シートにこれまでの人生の中で自分が出会った出来事、その出来事によってどう思ったか、 それによって何を学んだか、を書き入れてもらったら、やはり、大学院進学は、自分自身では間違っていないということが分かったということでした。

そのときから、今日まで2年余り。その間、何回か会ってお話ししたことがありますが、今日は、修了のお祝いの花束を彼女にプレゼントするために母校に行きました。
やはり、彼女にとって、この2年間はかなり大変だったことが、よく分かりました。痩せているというより、「やつれている」という感じでした。しかし、感じはそうであっても、大きなことを成し遂げた充実感からでしょうか? 瞳はきらきらと輝いていました。
「東さんと出会って大学院へ進学して、今日、修了することができました。人生、こういうこともあるのですね。この2年間、何度もやめようと思ったのですよ」とのこと。
でも、もともと根性のある彼女、これからも夢であった臨床心理士に向けて受験勉強が始まるとのこと。また、しばらく大変な日々になりますが、彼女なら、きっとこの大仕事を成し遂げることができると信じています。ただ一つ・・・・・・

もともと小柄な彼女ですが、どうか、これ以上小さくならないで、と祈るばかりです。
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by eastwaterY | 2009-03-20 20:44