<   2009年 01月 ( 3 )   > この月の画像一覧

 

少子化について~杉村太蔵議員の考え方~(1月13日)


「AERA」の1月12月号に、“2009年100人の予言”特集が組まれており、その中の「雇用崩壊で格差広がる時代に―「はたらく・格差」について、杉村衆議院議員の一文が掲載されていました。彼は「政府の婚活支援で若者に希望を」というタイトルで、現在の少子化対策について不満を感じて一文を寄稿しているのです。

現在、育児負担を軽減する政策は、子育て支援策に過ぎない、と彼は批判しています。そして、彼が少子化対策の第一に挙げているのは「婚姻数を増やすために厚労省や少子化担当大臣主催のお見合いパーティーの開催」です。いわゆる国を挙げて「婚活」を支援すべきだと訴えているのです。雇用と少子化の問題は同じで、安定した雇用があって、初めて婚姻数が伸び、子どもが生まれる、と言っているのです。

まあ、そこまでは誰でもわかることだし、今更、国会議員から提案されなくても、誰でも考えられることでしょう。(しかし、国がそのようなことをするのは、おかしい)。その次のパラグラフで彼は非正規労働者の増加は、男の自信を奪うといい、自らも同じ体験をしていることを示し、明日はクビかもしれない状況で「俺について来い!」とは言えないと強調しています。

それ以後の内容は、雇用政策の大きな改革の必要性を訴えています。(訴えているだけでどんな改革なのかまったく記述なし)。そして、非正規雇用社員が会社の都合で転々と職場を変えるようでは、企業は助かるが、日本の未来はどうなるか?と憂いているのです。その後の彼の提案は、自分の結婚式も地味婚であったことを書き、結婚式を質素にすることを提案してからの一文は終わっています。これが結論でしょうか?

このような内容の文章を若い衆議院議員が大きな写真入りで、大きなスペースを取って「はたらく・格差」というテーマで書いていることが、私には不思議です。あまりにも内容が勉強不足なのです。

一番私が驚いたのは、まだ30代の初めにもかかわらず彼には「男女共同参画社会」や「ワーク・ライフバランス」の視点が全くないことです。「非正規労働者の増加は、男の自信を奪う」ということ。彼がここで「人間としての自信を奪う」というのであれば女性も含まれますが、彼の場合あくまで職業の場にこいては、「男」なのです。その次には、「俺について来い!」という考え方です。今や、夫婦共働きは当然だし、そうしなければ若い世代は出産・育児もできない状況にあるのです。しかも働くといっても女性の場合、ここまで経済状況が悪くなくても、35歳以上の女性は、よほどの技術・技能を持っているか、専門職でなければパート、派遣労働しかなく、男性以上に正社員の位置を得るのは難しいのです。

この現実を彼は知っているのでしょうか?非正規雇用社員の問題は「男の問題」ではないのです。「男女の問題」なのです。もともと非正規雇用社員の問題は女性の多くがパート労働であることからも分かります。挙げ句の果てに、彼は政府による「お見合いパーティの開催」を挙げ、彼自身の地味婚の体験を語って、重要なテーマである「はたらく・格差」への寄稿は終わっています。

がっかりです。すべて誰でも分かっていることを書き、政府による「婚活パーティー」の提案をする、現在の格差は、そのようなのんびりしたものでしょうか? もっと激しく政府・企業に改革を迫ることはできなかったのでしょうか? 明らかに国会議員として勉強不足です。

また「AERA」にしても、なぜこのような彼の一文を堂々と掲載したのでしょうか? 私は民主党を特別支持するというほどのものではありませんが、TVの討論会などで発言する民主党の山井和則議員と杉村議員との、あまりの相違に、国会議員とは何なのか? と思っています。山井議員は国会議員になる前、松下政経塾で学んでいるとき、福祉をテーマとしていました。彼は特別養護老人ホームで寝たきりのお年寄りの気持ちを知るために、1週間お年寄りと同じように紙おむつを身に着け、その辛さ、気持ち悪さを体験する中で高齢者のこと、福祉の在り方を論じた本を出版しています。

今でも彼のその姿勢は変わらず、討論番組を観ても納得できる意見や提案をしています。

「AERA」の編集部は、同じ若い世代でも(山井さんは30代後半くらいでしょう)大事なテーマの特集に、なぜ山井国会議員ような人取り上げなかったのでしょうか? 不思議な気持ちと同時に腹立たしい感じです。
[PR]

by eastwaterY | 2009-01-13 23:37  

我が家の年賀状(1月3日)


後もう少しで1月3日も終わります。1月1日午前1時40分から午前5時50分まで寝ないで「朝まで生テレビ」を見ていたせいか、今頃になって、眠気が襲い、夕食後うつらうつらと眠ってしましました。

それにしても、休日の1日は、過ごし方によって長いような短いような
・・・・面白いですね。
今日は、我が家の年賀状について書こうと思います。
我が家では、結婚20年目に息子が生れて以来、同じ形式で年賀状を出すようになりました。その形式というのは、まず旧年中のお礼と新年のご挨拶、皆様のご多幸を祈ります。

その後、家族(夫、息子、私)の3人がそれぞれ4,5行のご挨拶やこれからの1年の抱負を書きます。息子の部分には小さな写真を貼り(初め頃は写真シールがなかったので、写真を切って貼りつけていました)息子のコメントは私が代筆をしていました。(ぼくが好きなものは、犬のロッキーとバナナと、おばあちゃんと・・・そしてもちろんおとうさんとおかあさん・・・という風に)。そのうち、息子自身がイラストを描けるようになった頃には、その年の動物の絵やドラゴンボールの絵などを入れたり・・・・。その頃は、プリントごっこで印刷していました。

そのうち、写真シールが発売になったのでそのシールを息子の部分だけ貼り、あとは息子のいうコメントを書込んで印刷するようになりました。我が家は、昔から枚数が多いので、プリントごっこで印刷するときには大変でした。印刷するたびに古い厚い電話帳に1枚1枚挟み込んで乾くのを待ち、その後は筆で住所を書き、その次は一人ひとりの顔を思い浮かべながら、コメントを書き、やっと完成でした。

夫も私も人とのつながりを大切にする方なので、年齢を重ねるごとに年賀状の数は増え、今では二人で500枚を越える年賀状を出すようになりました。こうなってくるとパソコンの有難さは言うまでもありません。名簿を作っておけば宛名は自動的に印刷されるし、多色刷りがあっという間に出来上がります。写真も入れられるようになってからは、小さな家族3人の写真を挿入しています。息子が幼い時からの彼のコメントを読むと、その成長がよく分かります。

このような年賀状を楽しんで出し続けているうちに、我が家の年賀状を楽しみにして下さっている人が増え、中には毎年残して下さっている人もいるとのこと。現在、息子は26歳になったので、実母が亡くなった1年を除くと25枚の同じような形式の年賀状が友人、知人、親戚などに送ったことになります。中には、家族の近況を書いた年賀状を受け取りたくない、という人がいると聞いたことがあります。

そういうことはあまり気にしないで、相変わらず我が家では、1年に1回、遠く離れている人、近くに住んでいても親しく付き合って下さっている人たちに、お付き合いしてくださるお礼の気持ちを込めて、一人ひとりの近況を思いつつコメントを書きます。これは時間のかかることですが、私の大好きなことなので、忙しくても苦にはなりません。むしろ楽しい時を過ごすことになります。最近は、メールで年賀のご挨拶を一斉に送る人が増えていると聞きます。

年賀状の枚数が増えれば、金額も馬鹿になりませんが、1年に一度「心を乗せてご挨拶をし、人とつながっていく」と思えば、他の費用を倹約しても我が家の年賀状は続けていきたいと思います。ただ、息子が結婚したら、今の形式がどうなるか、今のところは分かりません。
[PR]

by eastwaterY | 2009-01-04 00:17  

年の初めに(1月2日)


あけましておめでとうございます。今年もいろいろなことがあると思いますが、よろしくお願いいたします。私が住んでいる広島市は、昨日・今日とも、午前中は少し小雪と雨が降ったものの、すぐに暖かな天気となり、穏やかな2日間でした。

新年にまず最初にしたことは、12時になって近所の氏神様がまつってある宇那木神社に家族で初詣に行ってきました。その後、午前1時40分から「朝まで生テレビ」を5時50分まで全部観ました。これまで、毎年全部観ようと思いながら、3時過ぎには寝ていたのですが、不眠の癖が役立って最後まで観ることができました。

今回は「がけっぷち日本」と題して、「非正規雇用の人たちの現状における問題・課題をどのように解決していくか」というものでした。いつまでたっても自民党主導の政治は混迷を呈しており、一向にこの大問題を解決していく方向に向かっていません(非常に緩やかです)。議論する人たちは、政治・経済評論家、研究者、非正規雇用者を支援しているNPO法人の代表者、経営コンサルタント、経営者(和民の社長渡辺氏)、各党の政治家などです。外野席では、ごく最近辞めさせられた派遣社員、期間雇用者など。まず、彼らから現状の課題や政府に望むことなどを聞き出し、議論に入りました。

何しろ、4時間10分の間にただ一つのトピックスで各々の分野・視点から議論をしていったので、視聴者としては、いつもの1時間のこのような形式の番組より、はるかに充実感のあるものでした。というのは、ある程度現実的な解決策や早急に整備しなければいけない制度や支援策も出されたからです。 あとは政府がこれらの緊急課題について、早急に一つひとつをどのように解決していくかにかかっていると思いました。

とうとう眠ることなく朝を迎えましたが、その後は分厚い朝刊を読み、昼前に夫の故郷の竹原市の菩提寺へ行って墓参りした後、夫の姉宅に行って、しばらく甥たちの家族といろいろ話し、帰宅しました。今日は、ブランチをした後、弟宅を訪ね、その後は姉が私宅を訪れ、甥達と久しぶりに話しました。我が家の一人息子にとって、社会人として先輩である甥達との再会は、毎回楽しみにしていることなのです。

また、昨日・今日と日本各地から年賀状が私宛200枚くらい届きました。これまで生きてきた中で出会った人たち(社会人学生で入学した時の同級生(私より30歳若い)、元の職場や大学院時代の仲間、親戚、?十年来の友人など)私の大事な大事な人たちからの年賀状をゆっくりと、それぞれの人たちの顔を思い出しながら読みました。

お正月は、自分を取り巻いている先祖や身内をはじめとした多くの人達とのつながりを改めて考える大事な日だとつくづく思ったことでした。
[PR]

by eastwaterY | 2009-01-02 23:24