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講座と例会が続きました(9月21日)

昨日は福山市で「メンター養成講座」第1回講座を実施しました。福山市は広島市より人口も
少ないし、受講者の定員30名に対して、当初は、半数の人が申し込んでくださればいい方だと思っていました。

講座リーダーをやってくださっているTさんは人脈も広く、その上とても熱心で、心をこめて講座のPRをあちこちにしてくださったおかげで、福山市内でだけでなく、岡山県の笠岡市や隣の市の尾道市からも数名の人が申し込んでくださり、結果として総勢27名の受講生となりました。
しかも、2回広島市で開催した「メンター養成講座」には男性参加者はなかったのですが、福山市では30歳代の男性が受講しています。

27名の内訳は、20歳代~71歳まで幅広い年代ですが、皆さんそれぞれに就労経験を持ちつつ、社会的活動をしている人も多いようです。講座でもとても活発な発言があり、ワークショップにも積極的に取り組んでくむ人が多かったようです。
今回の講師も20年近く、キャリア関係の講座講師、大学の非常勤講師も務めておられ、エネルギッシュで、分かりやすい講義と演習で受講生の意識に迫っていくものがありました。今回、嬉しく思ったのは、今回は初回の講座ということで、これ以後2回~4回までの講師がそろって受講され、終了後は私も含めて第2回以後の講座内容を話し合いました。

これだけ講師が熱心に講座にかかわってくださるのですから、企画者としては、ただただ感謝でいっぱいです。来週からの講座も、ますます楽しみになってきました。

そして、今日は私が立ち上げ、代表をしている「社会人学生ネットワークきらめき」(愛称:SGねっときらめき)の例会をしました。今回は、広島市まちづくり市民交流プラザの主催事業に私どもが協力をしてほしいと要請があり、「学びカフェ」という名前で開催しました。
昨年度の1年間は「生涯学習相談会」という形式でやってきたのですが、そういう名前だと堅い感じがするらしく、相談者が少なかったのです。そこで、少しソフトなイメージになるように、プラザの担当職員さんと話し合い、今日を迎えました。

今日の「学びカフェ」は、40歳代の「SGネットきらめき」の会員であるKさんをゲストスピーカーとして、体験談を話していただきました。Kさんは、20歳で経理関係の資格を取り就職をした後、もっと多様な経験をしたいと、アメリカへわたり5年間さまざまな職業にチャレンジし経験を積み重ねて帰国されました。その後、再び日本で、経理関係をはじめとして、いろいろな仕事を経験されたのち、働きながら産能大学で通信教育を受け大学を卒業。そして…再び仕事を続けながら役職に就いた時から、マネジメントを学ぶ必要性を感じ、広島大学の夜間の大学院で2年間マネジメント専攻で研究し、今年3月に修了したとのこと。彼曰く「現在は、どんどん変化が激しい世の中なので、習得した知識や技能も、すぐに陳腐化するので、生涯学習を続けていくことが必要だ」ということでした。その話の通りKさんは、現在も仕事にかかわる資格取得の学習をしておられます。

Kさんのお話が終わった後は、「学びカフェ」ですから、お菓子とコーヒーを楽しみながらの談話やKさんに質問をしたり、参加者の人も自己の体験を語るなど、和気藹藹の雰囲気の中で1時間を過ごしました。今日の会場もこの間の「メンター養成講座」修了式のように、季節の花を飾り、テーブルかけを掛けて、ちょっとおしゃれっぽい雰囲気にしました。

プラザの職員さんが、細やかな心遣いをしてくださった上、館長さんも今日は休日にかかわらず一参加者として加わっていただきました。総勢18名の参加者が講演者のKさんより「生きるエネルギーと時間管理の重要性、そして何より目標をもって何ことにもチャレンジしていく生きる姿勢」を教えていただきました。

次の回は11月9日で、この会では広島大学大学院社会教育研究室(私が終了した研究室)のF准教授から「社会人学生の学び」を話していただく予定です。今週も土、日と行事が続き、週末が忙しかったのですが、充実していたので、疲れは感じませんでした。

by eastwaterY | 2008-09-21 23:35  

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