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子どもが被害者の事件(10月17日)

このところ、新たな仕事が忙しいのと、女性会議の開催までにあと2日となり、超多忙になっています。昨日もフルタイム勤務後、車で高速を走り、午後6時半からの女性会議の会議に参加し、帰宅したのは午後11時半でした。

今日もフルタイム勤務の予定でしたが、女性会議の最終的な詰めの作業が多くあり、勤めは休日としました。明日は休むわけにもいかず、女性会議の前日にもかかわらず、フルタイム勤務となる予定です。女性会議は大会の最終段階の忙しさ、仕事の方は始まったばかりの忙しさで、両者が重なってしまい、一番大変ことになってしまいました。

でも、やはりブログは書きたいので、今日は書きます。今日以後は、ブログは少しお休みをすることになるでしょう。現在睡眠時間を削って活動・仕事をしているので、教授からも仕事の方は、長丁場だから「健康第一」を考えるように忠告されています。

さて、今日の本題に入ります。
またまた、子どもが悲惨な事件・事故に巻き込まれてしまいました。一つは、7歳の少女刺殺事件ともう一つはエスカレーターへ小3男児が巻き込まれた事故です。経済的にも豊か、便利な生活ができるような環境にある日本で、なぜ、このようなことが起きるのか、本当に悲しくなりますね。

刺殺事件については、公園で友人と遊んで自宅の前まで帰ったところで、襲われています。この子が住んでいる地域は子どもが多く、夕方までは見守りの人たちが、比較的多く立っている地域だそうです。だから、まさか、自宅の前でこういうことになるとは、誰も想像することできなかったでしょう。想像ですが、おそらく少女の後をつけて誰もその辺りにいないのを確かめて襲ったものと思われます。 とても顔立ちの整った可愛い少女でのようです。

少女は救急車で「男の人に刺された」といったそうですが、その後病院に運ばれた後に亡くなっているので、それ以上のことは分かりません。これから聞き込みなどを含めて捜査があると思います。このような事件は最近増えており、日本はアメリカと違って「銃社会ではないから安全」といわれていたことは、もう通用しなくなりました。

だから、問題は、警察によって警備を強化したり、ブザーを持たせたり、学校内に他人を入らせないようにするなど、いろいろハードを整えてもダメなのです。なぜかといえば、私は、事件が起こるのは、「人の心」の問題だからだと思うのです。世の中は、どんどん格差ができ、人と人との距離が遠くなり、コミュニケーションが取れなくなっています。人とのつながりは物理的な距離の遠さは関係ありません。たとえ、距離的に離れていても「自分のことに関心をもち、気遣ってくれる人がいる、自分を大事に思ってくれる人がいる」という気持ちがあれば、自尊感情も高まり、人生をあきらめないと思うのです。
私は、このような事件を起こす人は、人生をあきらめているのではないか、自己否定感が強いのではないか、と思うのです。もちろん、そうではなく、変質者も考えられます。

以前にも書いたように「学社融合研究会」が取り組んでいる学校を開放し、子どもも大人もつながって友人になれること。地域の大人は地域の子どもをよく知っており、子どもは地域の人たちを知っている関係を作ること。そうなれば学校に、そうでない人が来たときには、すぐに分かるのです。

要するに子どもが「地域の子ども」として、地域社会の中で育てられているということです。それが、すなわちソフトでの悲惨な事件を防ぐことになるのです。そのためには、まず大人と大人がつながっていき、「自分さえよければ良い、自分の家庭や子どもさえよければいい」という考えかたを変えていくことだと思います。

by eastwatery | 2007-10-17 20:14  

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