あと、もう少し(7月27日)
2007年 07月 27日
何度かお茶を飲んで、のどを潤しながら2時間半電話をかけ続けた後、ちょっと休憩。支援者から差し入れの、広島名物のお菓子を頂きながら、電話仲間とちょっとしゃべり。リーダーの方が、「電話かけは、大変な仕事だし、ストレスが溜まるのだから、他の人より少し多く休憩を取ってください」といってくださいました。しかし、名簿に記された名前の多さを見たら、そんなことは、かまわず、またすぐに電話かけを続けました。
今度は午後6より広島の一番賑やかな繁華街で候補者の演説中、そこを通り過ぎる人たちへのチラシ配り。ちょうど1日の仕事や学習を終えて自宅へ向かう人や、他の場所へ移動する人など、老若男女、様々な人が通りを行きかいます。私が支援する候補者のテーマをキャッチフレーズのように言いながら、チラシを渡そうとするのですが、これがまた、難しいのです。なかなか、受け取ってくれる人がいないのです。
じゃあ、どういう人が受け取ってくださるのか?まず、中高年の女性であれば、お願いした人の1/2は「命と平和を守る」ということに反応を示して受け取ってくださいました。日頃は、私はチラシを受け取る側に立っているのですが、昨日は反対の立場に立ってみて、1枚チラシを受け取っていただくことが、いかに嬉しいか、よく分かりました。一番関心がないのは、政治にもほとんど関心のない若い世代、特に男性たちは、チラリとこちらを見ることもなく、いかにも「迷惑」という感じで逃げていきます。「ちょっと、読んでいただけますか?」といっても、いかにもいやなものでも見るように、そそくさと走っていきます。
しかし、中には女性たちの中に「がんばってね!」「応援しているよ!」といってくださる人もいて、これで勇気百倍いただき、また、張り切ってチラシ配りができるのです。気づいて見れば、繁華街の本通を一直線、その端まで行ってしまっていました。最後にリーダーの方が「貴女は、チラシを受け取ってもらうのが上手だね!」と褒めてくださいました。
それにしても、チラシ配りをしても学ぶことは、たくさんあります。その受け取り方の表情、態度でその人の人柄が分かります。受け取らないにしても、にこっと笑顔で「ごめんなさい」ということが大切なこと。特に選挙のチラシは、自分の考えに新たな知識や価値観を加えていくことができるのですから、あるいは、批判的観点も養ってくれるのですから、受取ったほうがいい、と思いました。私は、今日は仕事で選挙事務所は行かず、明日も所用があるので行けません。そして、投票日の29日は神戸に泊まることになっているので、広島にいません。したがって、昨日が、事務所での作業をする最後の日でした。もちろん投票はもう、済ませました。
選挙事務所のスタッフの人たちに挨拶をし、私の選挙事務所のお手伝いは終わりました。
しかし、この2週間行ったり行かなかったりの日々でしたが、私が尊敬し、生きることにおいても、同じ価値観をもって精一杯生きていく姿勢を持っておられる人のお手伝いができて、本当に幸せでした。はじめての選挙事務所のお手伝い。少々疲れはしましたが、爽やかな風を感じながら、同じ仲間と共にステキな時間を持つことができました。
by eastwatery | 2007-07-27 22:09