ボランティアにとっての報酬(7月22日)
2007年 07月 23日
今日は午後から市民参画講座「変えてきた、変わってきた、ひろしまの女性、いまむかし~女性施策の時代から男女共同参画の時代へ」の講座を受講してきました。講師は広島女性学研究所のTさんによる「女性の視点を大切にする」というテーマで、もう一人は市会議員のIさんによる「グループのづくりから市政への参画」というテーマで話されました。
二人に共通していることは、「個人的なことは政治てきなこと」であり「マジョリティよりマイノリティを変えていくこと、弱者の救済」ということでした。このことは、女性がこれまで弱者の立場にあって、自己主張もできず生きてきたことと関係があると思いました。しかし、今、お二人は堂々と自分の信じることを明確に示し、常に前を向いて進んでいらっしゃいます。
この講座終了後、知り合いの若い人を誘ってKさんの選挙事務所のお手伝いに行っていました。このとこ連続してお手伝いに行っていますが、だんだん29日が近づくにつれ、やらなければいけないことが増え、私自身の中に緊迫感を感じるようになりました。今、私がお手伝いをしているのは単純作業で特別の技術や技能が要るものではありません。がとにかく明日の午後3時くらいまでに、この作業を終えるためには、一人でも共に活動してくださる人が必要だと思っていました。
お手伝いを承諾し、一緒に作業をして下った人は、Aさんといい、20代後半。今までは「選挙の投票に行ったり、行かなかったり・・・」というように自分の生活の中で政治が遠い世界になっていたといいます。しかし、今日の講座の話を聴いて、「今回は、ぜひ投票に行こう」と思ったとのこと。2時間ほど、作業を共にした後、彼女は「これからは絶対に投票にいきます!」と張り切って事務所を後にしました。ボランティアの人たちがみんな真剣に黙々と作業に取り組んでいる様子は、彼女に何か期するものを与えたのだと思います。
金子郁容著『ボランティア もうひとつの情報社会』(岩波新書)には「ボランティアの『報酬』とは、その人がそれを自分にとって『価値がある』と思い、しかも、それを自分ひとりで得たのではなく、だれか他の人の力によって与えられたものだと感じるとき、その「与えられた価値あるもの」がボランティアの報酬である」という一文があります。今日の私のボランティア感は、そのように思いました。この一文の続きに「その意味で、ボランティアは、新しい価値を発見し、それを授けてもらう人なのだ」というのがあります。この言葉は、Aさんにプレゼントしたい言葉だと思いました。
二人に共通していることは、「個人的なことは政治てきなこと」であり「マジョリティよりマイノリティを変えていくこと、弱者の救済」ということでした。このことは、女性がこれまで弱者の立場にあって、自己主張もできず生きてきたことと関係があると思いました。しかし、今、お二人は堂々と自分の信じることを明確に示し、常に前を向いて進んでいらっしゃいます。
この講座終了後、知り合いの若い人を誘ってKさんの選挙事務所のお手伝いに行っていました。このとこ連続してお手伝いに行っていますが、だんだん29日が近づくにつれ、やらなければいけないことが増え、私自身の中に緊迫感を感じるようになりました。今、私がお手伝いをしているのは単純作業で特別の技術や技能が要るものではありません。がとにかく明日の午後3時くらいまでに、この作業を終えるためには、一人でも共に活動してくださる人が必要だと思っていました。
お手伝いを承諾し、一緒に作業をして下った人は、Aさんといい、20代後半。今までは「選挙の投票に行ったり、行かなかったり・・・」というように自分の生活の中で政治が遠い世界になっていたといいます。しかし、今日の講座の話を聴いて、「今回は、ぜひ投票に行こう」と思ったとのこと。2時間ほど、作業を共にした後、彼女は「これからは絶対に投票にいきます!」と張り切って事務所を後にしました。ボランティアの人たちがみんな真剣に黙々と作業に取り組んでいる様子は、彼女に何か期するものを与えたのだと思います。
金子郁容著『ボランティア もうひとつの情報社会』(岩波新書)には「ボランティアの『報酬』とは、その人がそれを自分にとって『価値がある』と思い、しかも、それを自分ひとりで得たのではなく、だれか他の人の力によって与えられたものだと感じるとき、その「与えられた価値あるもの」がボランティアの報酬である」という一文があります。今日の私のボランティア感は、そのように思いました。この一文の続きに「その意味で、ボランティアは、新しい価値を発見し、それを授けてもらう人なのだ」というのがあります。この言葉は、Aさんにプレゼントしたい言葉だと思いました。
by eastwatery | 2007-07-23 00:03