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「日本女性会議2007ひろしま」その後(7月10日)

10月に開催される「日本女性会議2007ひろしま」も、残すところ後3ヶ月となりました。
1昨年の10月に第1回の総会が開かれて1年9ヶ月もたっているとは、思えないほど時が早く過ぎていきました。

私が担当している「キャリア教育」は、初めに提案した時には実行委員のみなさんから理解を得られず、一旦はボツになりましたが、その1ヶ月後に再生し、今に至っています。それ以後の1年8ヶ月の間には私の良き相談相手として、また、シンクタンクとしてメンバーに加わってくださったTさん、この間に第2子を出産しながらも、何かと協力してくださるメンバーのYさん、そして、約半年前にメンバーになってくださった社会保険労務士の熱意に溢れたTさん。今では4人のメンバーで10月に向けて活動できるようになってきました。

1年前から市民主導型大会のために、行政の助成金を頼りにすることができず、みんなで企業から協賛金、個人から1口1,000円の協賛金を募りました。私の場合は、仕事で上京した時も取材先の初対面の人に大会のことを説明し、協賛金をお願いして回りました。そのほか、母校や友人、もちろん夫にも協賛金をお願いしました。どの人も快く協賛金を出してくださいました。私以外の人も同じように必死で協賛金を集めました。その甲斐あって、今では私たちの分科会;キャリア教育に必要な経費も集めることができました。企画・運営だけでなく、資金集めからの取り組みは貴重な体験になるとは思います。しかし、今まで人に寄付を依頼する体験がなかった私にとっては、かなり苦労の伴ったものでした。

そして、今分科会で活動してくださるメンバー以外のボランティアの人たちも必要人数が
集まり、いよいよ当日のプログラムの運びやそのときの役割分担など本番に向けて計画や文書作成も増えてきました。また、この大会をPRするための広報活動も活発になってきました。過日は、地元の民間放送RCCの取材を受け、放映されましたが、明日は私たち大会の実行委員が別のTV局のスタジオを訪れ、夕方の番組に参加します。また、2日前には中国新聞が社説に「男性も積極的に参加を」というタイトルで、「男女共同参画」の意味を「男女を問わず互いの存在や立場を認め合うという考え方」だと正確な意味を伝えてくれました。当初の「男女共同参画」の意味としては「女性が抱える課題解決を図る趣旨が色濃い」と言うように捉えられていたので、大部分の男性は「男女共同参画」に理解を示そうとはしませんでした。

しかし、今では「女性だけでなく、男性も変らなければ、また、社会のシステムや企業のシステムが変わらなければ、男女共同参画社会を形成することはできない」ということが理解され、次第に男女共に仕事と生活の調和(ワークライフバランス)の重要性が叫ばれるようになりました。男女の視点がバランスよく存在する方が人は生きやすいのは、当然のことですが、これには環境づくりと意識改革が求められます。

ちょっと堅い話になりましたが、今日は嬉しいことがありました。コーディネーターをお願いしているS大学のK准教授が在籍の学生さんにボランティアの依頼をして下さった結果、2名の女子学生が手を挙げてくれました。私は、その2名の学生さんに、感謝の気持ちを込めてお礼メールと添付ファイルで、彼女たちにお願いする役割分担表や分科会:キャリア教育の趣旨とその概要を書いた文書を送信しました。

そうしたら、1時間もしないそのうちの一人の学生Fさんから、「ご丁寧なメールをありがとうございます。当日やらせて頂くことはバッチリわかりました。今回のような大規模な会議に参加するのは初めてで、何かとご迷惑をかけると思いますが、精一杯お役に立ちたいと思います。10月19日が楽しみです。よろしくお願いします」。なんと、若い人の爽やかさに溢れたメールでしょうか。彼女たちと一緒に私たちもがんばろうと新たなエネルギーを頂きました

by eastwatery | 2007-07-10 23:00  

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