人気ブログランキング | 話題のタグを見る

北海道から帰りました(7月7日)

7月3日から5日間、北海道を旅行してきました。十勝地方のことは、3日に短くお伝えしましたが、5日間のスケジュールは・・・・
1日目(7月3日)広島から十勝まで、ほとんど移動に時間を費やしましたが、その工程で十勝平野の壮大さに感動したのはお伝えしたとおりです。

2日目(7月4日)は、8時にホテルを出発し、阿寒湖-摩周湖-ウトロ港~~知床観光船に
よる知床の海から自然に様々に削られた景観を楽しみ-網走温泉へ

朝から晴天で普通は霧の摩周湖として有名な湖も、珍しくはっきりと青さをたたえた湖面を見ることができました。昨日は、湖はもちろんのこと周囲の風景も見られなかったとのことで、ガイドさんが「なんとラッキーな人たちでしょう」と驚いておられました。知床は知床湿原の方ではなく、海に面した絶壁の風景を楽しみました。ところどころ長い滝が海に注いでいました。宿は、網走刑務所のある近くのホテルでした。ちょっと時間があるときに、網走刑務所の前まで一人で行ってきました。周囲は花などを植えて美しく整えられていましたが、この中に刑に服した人たちがいるのかと思うと、複雑な気持ちでした。

3日目(7月5日)は、私が一番楽しみにしていた旭山動物園と美瑛・富良野への旅でした。

旭山動物園では見学する時間が、1時間半しかなかったのですが、自分が本当に見たい動物だけを集中的に回ったので、十分満足できるものでした。オランウータンの綱渡り、50cmくらいの距離で窓を隔てているとはいえ、チンパンジーの親子の微笑ましい様子を見ることができました。また、白熊館では、20分くらいは行列に並びましたが、雄大な飛び込みや、その体に似合わない優雅な泳ぎにうっとりしました。次のペンギン館では、生まれて間もない雛を夫婦で世話する様子や3匹のペンギンが卵を抱いていました。そのうちの1匹は
オスがメスにくちばし移しでえさを与えていました。ここも、多くの人が釘付けになっていました。最後のアザラシ館でも、スピーディーな動きで水面へ出たり、深く潜ったりを繰り返しながら、イキイキとしたアザラシの生態を見ることができました。その後、美瑛・富良野を目指しました。朝の天気予報では、雨とのことでしたが、見事に晴れ爽やかな風が吹く中、彩のパッチワークを楽しむことができました。私の友人は、ここで運命の人とめぐり合い、やがて結婚しお嬢さんには「美瑛」と名づけられました。そのようなことも考えられるほど、ロマンティックな場所でした。

4日目(7月6日)は、午前中小樽市内観光でロマンティックなガラス細工のお店やヨーロッパ風の町並みを楽しみました。

ここでは、絶対に、醤油がたれない醤油刺しがあるということだったので、我が家用とお土産用に桜の絵柄がカットされたガラスの醤油指しを買いました。また、「銀の鐘」というティールームで器付のコーヒーを飲み、このカップは持ち帰ることができました。しかし、ここでは、運河沿いの町並みを楽しむことができなかったので、もう一度来たいと思いました。その後は、函館にあるトラピスチヌ修道院、五稜郭公園を見、夕食後、100万ドルの函館夜景観賞を楽しみました。ここは世界の3大夜景に選ばれているそうです。後の二つは香港、ナポリとのこと。X型の函館の地形が夜景の美しさを一段と引き立てているようでした。
5日目は、移動日。函館からひたすら千歳空港まで走り、そこから飛行機で広島空港に飛び、自宅に到着したのは、7時頃でした。

5日間のバスの走行距離は、約1700kmでした。そういうと、強行軍のように思えますが、車窓の景色が美しく、心を和ませました。

時にはうつらうつらと眠り、ほとんど疲れずに帰宅できました。2日間は、朝5時には起きて約40分、その土地の風景を楽しみましたが、広島と違って道路も広く、緑も多い町並みでした。もう一つ気づいたことは、冬が長いせいか、(北欧やヨーロッパの国々のように)多くの家で様々な花を植え、大事に育てていること、街路にも必ず季節の花を植えていました。みんなで春を迎えたことを喜んでいることが、分かるような町並みでした。しかし、1700kmも走ると、活気のある街と不景気に見舞われ、寂れてしまっている町並みがはっきりと分かれており、胸が痛みました。

by eastwatery | 2007-07-08 00:56  

<< 北海道での出来事(7月8日) 北海道旅行第1日目「十勝」(7... >>