人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ブログを書くこと(5月24日)

昨日は、仕事や会議が重なって、朝8時過ぎに家を出て、帰宅が10時過ぎになりました。帰宅後すぐ、メールチェックをし、メールに対する返信などをしている間に深夜となり、疲れてしまい、ブログを書くことができませんでした。以前は、少々疲れても深夜になっても、出張以外は「ブログは毎日書く」と自分の中で決めていたのですが、そのように自分に枠をはめてしまうことは、やめました。結局、そのように自分に課すことは、いくら楽しんでブログを書いていたとしても、自分を追い詰めることになりストレスが溜まることに気づいたのです。

そういうことは、分かりきっていることだと思います。しかし、ふり返ってみると、能力のない私が、とにかく自分のあらん限りの努力をして、社会人になって大学・大学院に入り、学習・研究を続け、自分としては、そのことが自分に充実感を与え、少しでも社会貢献できることに生きがいを感じ、突っ走ってきました。また、そのことが、自分で前向き・積極的な生き方だと思い、納得もして生きてきました。

しかし、4月に少し軽い欝状態になったときに、土、日曜日もなく日々を過ごしてきたこと、常に仕事とさまざな活動を生活の中心においてきたことが、その原因だと思うようになりました。そして、4月末から5月初旬にかけてバンクーバーから友人が来て我が家に滞在し友人たちともランチョンパーティーをしたときには、他のことはすべて忘れて本当にリラックスし、楽しい時間を過ごしました。友人の大切さに気づいたことも私の心を軽くさせました。その後、NHKTVの取材のコーディネーターで連休の間もバタバタと忙しくしても、ストレスになることなく、放映の結果に怒りは覚えても、仕方のないことと思えて忘れることができました。「一生懸命やったことはやったこと、それが自分の思うようにならなくても、それはNHK側の考えがあるのだから、どうしようもないこと、すんだしまったこと」と思うように夫がアドバイスをしてくれたことも、私の意識を変えました。

考えてみれば、夫は多忙を極める私に、以前から、もう少し心を解放することの大切さをいい、美術館にいくことを提案して1日ツアーに予約するなどを3月頃から考えてくれるようになっていました。早めに自分のスケジュールを決めれば、決まったスケジュールで働かなければいけない組織人(会社員や教員など)と違い、自分である程度スケジュールを決める立場にある私です。早め早めに自分のスケジュールを入れていけば、或る程度は緩いスケジュールを作ることができるのですから、今後はそのように考えることとしました。

相変わらず仕事や活動をしていくことは、大好きだし、私の生きていく根幹になっていますが、その一方で、高齢になった私たち夫婦が第三の人生を悔いなく、お互いに思いやりを持って楽しく生きていくことも大切にしていきたいと思うようになりました。「雨降って地固まる」の諺がありますが、私の心境はそのような感じです。

今後も、自分の考えていることを自由にブログに書いていきますが、よろしくお願いいたします。ブログの仲間の皆さんの優しさと励ましによっても、このブログを書くことの力を頂いています。ありがとうございます。

by eastwatery | 2007-05-24 12:18  

<< ある事件から~肥大する「自分主... 一つの役割がすみました(5月22日) >>