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「家族」として犬を飼いたい!(1月26日)

  「家族」というとき、人はどの範囲までを家族というのでしょうか。韓流ブームで騒がれているヨン様ことペ・ヨンジュンさんは、ファンのことを「私の家族」と公言しているくらい、大切にしています。
 それを拡大して解釈すると「人類みな家族」ともいえます。そう考えたら、紆余曲折、喜怒哀楽、いろいろあろうと、最終的には「平和」な世界に落ち着くだろうに、といつも思います。

 さて、私が考える「家族」というときに、どうしても家族として切りはなすことができないのが、結婚以来ずっと飼い続けてきた五匹の「愛犬」です。犬嫌いの人から言われせば「犬が家族?」と言われるかもしれませんが、お互いに心を通わせ、分かり合えることから言えば、ある意味人間以上に人間らしいともいえるのではないでしょうか。。喜びも悲しみも共有できる「家族」なのです。

 今、その家族がいません。結婚43年間、次々「家族」が入れ替わり、悲しみと喜びが交代でやってきました。人間の方が長生きなのだから、こちらが生き残る事は、当然と思っていても、その家族を失しなうたびに「もう、こんな思いはいやだ」と思ってきました。しかも私一人でいつも看取ってきたのです。

 そして、今、5代目の「家族」が逝った後、6代目を飼う気にもならず、約2年が過ぎました。犬の寿命をだいたい10年くらいと考え、それに私たち夫婦の年齢を対比してみると、後、10年後に、また、当分悲しい思いで「家族」の写真を眺める事は辛い、耐えられません。さらに、十分に世話をしてやることができるかどうかも、定かではないのです。

 そして、もう二度と別れを体験する事もしたくありません。そうかといって、大の犬好き。
TVの番組で感動的な犬の物語などを観ると、もう一度「家族」として犬を迎え入れたいという気持ちも湧き上がってきます。
 まだ、当分「犬を迎え入れるか、どうか」で葛藤の日々は続くのでしょうね。


 

by eastwaterY | 2006-01-26 22:39  

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