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バレンタインデイ前夜(2月13日)

今、午後11時40分、台所からアップルケーキの焼き上がる香ばしい匂いがリビングに漂ってきています。もう少ししたら、シナモンのたっぷりかかったケーキが完成します。

明日は、バレンタインデイです。2週間くらい前からスーパーでもデパートでも、さまざまなタイプのチョコレートやクッキー、ワイン、日本酒などが趣向を凝らして「売らんかな」の精神でデコレーションされていました。私は毎年、バレンタインデイには、夫にホワイトワインとカード、息子にはしゃれたケースに入ったチョコレートをプレゼントとして買ってきました。

何でも、かんでも節操なく商業主義に踊らされることは好きではありませんが、普段言えない言葉を添えて、手ごろな値段のプレゼントをするのは、暮らしの中でのエッセンスだと思っています。毎年同じようなものをプレゼントすることについて夫に「今年もプレゼントはホワイトワインがいい?それとも他の物がいい?」と尋ねたら、「本当は、ウィスキー入りのチョコレートボンボンがいいよ」といいました。アルコールに弱い夫なのにと、意外な気もしましたが、一粒、一粒を味わおうとしているのかも知れません。息子には、生チョコレートで、パッケージは、将来グラフィックデザイナーを目指している息子の気に入るようなデザインにしました。昨年のパッケージは、とても気に入ったらしく、「この箱は、もらって帰って、部屋に飾っておくよ」とうれしそうでした。

今年は、昨年忙しくて焼けなかった私の得意なアップルケーキを焼きました。今日は、夕食後一仕事した後、焼きました。このケーキは、焼き上がった後にママレードをトップにべったりと塗るので、1日前に焼いておくと翌日はスポンジがしっとりとして、丁度食べ頃になるのです。

実は、2月17日が、夫の74歳の誕生日でもあり、その日に焼こうと思ったのですが、バレンタインデイの方がいいとの本人の所望なので、夜遅くなってケーキを焼いたということです。プレゼントに添えるカードは、午前中にパソコンで作りました。夫と息子には別々のカットを入れ、私からのメッセージは毛筆で短く書きました。「和と洋」の折衷のカードです。

イベント好きの我が家ですが、世間でよくやり取りされるブランド品は一切関係ありません。チョコレートでもベルギー製のGODOVA(?)は小さいチョコレートが僅か5粒で3,000円もするのには驚きました。また、ブランド品を売るショップの広告には高価なジュエリーもPRされています。このブランド志向はどこまでいくのでしょうか?

さ、これからケーキのトップにママレードを塗ります。本当はアンズのジャムが一番美味しいのですが、手に入らなかったので、ママレードにしました。おやすみなさ~い!

by eastwaterY | 2007-02-14 00:23  

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