人気ブログランキング | 話題のタグを見る

首相になってほしい人は誰?~小6の子ども達の声~(9月8日)

午後のTVで超難関校を目指すために超エリート向き学習塾に通う小6の男女に「首相になってほしい人は誰?」という質問をしていました。その後、獲得数が多い順にベスト10が出されました。10位から記述します。( )はその理由です。

10位 中田英寿(サッカーの試合の時に人をうまくまとめていく力があった)
9位  倖田未来(忘れました)
8位  小泉孝太郎(小泉首相の身内だから後を継いでほしい)
7位  イチロー(WBCのときにみんなをまとめ目標に向かっていった)
6位  王 貞治(リーダーシップ力がある物事を良く考えていて、人をまとめていくのがうまい)
5位  細木数子(物事をはっきり言う。自分の言いたいことを言う)
4位  所ジョージ(楽しく人と物事をやっていける人)
3位  みのもんた(説得力があり、外交力がある)
2位  ビートたけし(映画監督もするなどいろいろなことができる人)
1位  太田 光(自分の考えをはっきりと主張する)

この結果を見ると、彼らがいかにTVの影響を大きく受けているかが、わかります。倖田未来が出てきたときには「まさか!」と驚いてしまい、うっかりメモを取るのを忘れてしまいました。その他、TVの影響を受けていると思われるのは、あちこちのTV局に出演し、良いも悪いも、人の気持ちも考えずはっきりものを言う細木数子ほか、みのもんた、所ジョージ。また、父親のDNAをもっているという理由で小泉孝太郎と言うのも、驚きです。
第一位になった太田光の場合は、某TVの番組で、普通では考えられない過激な政策を出したり、制度を考えたりと、ある意味、視聴者の気持ちを代弁していることもあって(でも、実現不可能なものが多いのですが)トップに躍り出たものと思われます。

インタビューの人がいろいろ尋ねる中で「資質」などという言葉を使っても、それを理解してそれに似合う応答をするし、結構シビアな批評をするところなどは下手な大学生より、しっかり情報も得ています。また、「日本は国民が主体の民主主義なのですから国民の声を生かしてほしい」など自分の考えをとうとうと述べていました。また、家庭でもこのようなことが話し合われているかも?と感じさせる子どももいました。いわゆる、その家庭の文化度が表れていたということです

しかし、その一方で、「やっぱり、6年生」という間の抜けた答えや、しっかり答えているにもかかわらず、その前に言っていることと答えていることに齟齬があったり、見ていて非常に面白かったです。自分が小6の時に、とてもこんなこと尋ねられても、何も答えられなかっただろうと思った時、はたと気づきました。それは、私は超エリートを目指して超エリート塾にも行っていなかったのだということでした。

by eastwaterY | 2006-09-08 19:11  

<< 「愛の反対は無関心」byマザー... 叔母と叔父を訪ねて(9月7日) >>