人気ブログランキング | 話題のタグを見る

また、ブログを休みます(9月1日)

今日から9月。あっという間に月日が過ぎていきます。私の母が、生前「年をとるにしたがって、時間が過ぎるのがどんどん早くなるよ」と言っていましたが、本当にそうですね。現在は、忙しい日々といっても、学生をしながら、あるいは正職員で大学で勤めていた頃、大学院生として研究に専念していた時と比べると、時の流れは緩やかだと思うのですが、なぜか、あっという間に日々が過ぎていきます。

前置きが長くなりました。再び、ブログを3日休ませていただきます。上京し、日本女性学習財団の研修を受けてきます。この財団での研修は10年間くらい、毎年この時期に受けています。小さな財団法人ですが、その時々の時代を捉えて優秀な大学教授や実践活動をしている人の講義やワークショップ、また、全国から集まったさまざな人達とグループワークを通して、地方では受けることのできないテーマを取り上げて研修をしている所です。

研修を受けに来る人は、NPO活動者、行政の各機関の職員、社会教育関係の仕事をしている人などです。「日本女性学習財団」という名前ですが、男性の方々も受講者の1/4位は参加しています。私は、当初の4年間くらいワークショップにおいては、ずっと同じ先生のところで研修をしていました。なぜかというと、人柄は優しいのですが、学習に対しては求められることが厳しく、時には英文の資料が出たり、時には学習後宿題が出て終了後ホテルで四苦八苦するようなこともありました。

その先生は、アメリカで社会人学生の研究を続けられ、今では日米の社会人学生について、研究をしておられます。その意図は、何とか日本の社会人学生の学ぶ環境を改善していきたいという思いがあり、あちこちの学会でも研究発表されています。

そういうことから、先生とは国立女性教育会館でも「キャリア形成」をテーマとした会場で先生のワークショップや講義を受けたりと、考えてみれば先生とのとぎれとぎれの関係も10年近くなっています。先生は、私が2年前に『社会人学生ネットワークきらめき』を立ち上げたことを喜んでくださり、いつも電話で励ましてくださっています。

その結果、「あなたのためであれば、講演料はいらないから、必要な時は、いつでも講演に行きますよ」といってくださり、本当に昨年の9月末に2時間半の講演をしてくださいました。大学院の研究科長という要職の中、宿泊をすることができないほど忙しく、東京から日帰りで広島まで来てくださったのです。その講演は、連続講座8回の「キャリア形成」(定員30名)をテーマとしたものだったのですが、第1回の先生の講義は公開講座にしたので、70名の受講者が集まり、専門的な質疑応答もできて、喜んで帰宅していただくことができました。

また、日本女性学習財団の職員の方々も、広島からの参加者は毎年1,2名であり、しかも10年近く研修を受ける人は少ないので、私に原稿や書評を書く機会を与えて下さり、今年は、私が活動しているNPOの「活動報告」を2ページにわたって、しっかり書かせていただきました。

ということで、私の学習歴の中で日本女性学習財団の研修は、毎年逃すことができないものになっております。例年は、ほとんど一人でこの研修に参加するのですが、今年は、公民館職員で社会教育主事のIさんも共に研修を受けられるので往復路、話しながら上京できるのも楽しみです。もう一つの楽しみは、在京中、時間を取ってNZ時代の友人とも、会っておしゃべりをすることができそうなので、厳しい時間だけでなく、楽しい時間も持てそうで楽しみにしています。

by eastwaterY | 2006-09-01 16:30  

<< 帰ってきました。ブログを再開し... 戦争記録画(8月31日) >>