目の不自由な方には、ハードとソフトでサポートを
2011年 02月 13日
その事故を受けて、目白駅では新たにでこぼこが分かりやすいように突起の数が少ない新型ブロックへの取り換えが始まったそうです。確かにハード面では、これ以後悲劇的な事故は減少するかもしれません。
しかし、私がもう一つ、皆で考えていきたいことはソフト面、心の問題です。目の不自由な方に出会った時、例えば、横断歩道で手をとって共に歩く、電車で出会えば空席に案内するなどのサポートをすること。さらに、ホームに降り立った方には、ちょっと時間を割いて、点字ブロックの位置に案内する等、手助けをすることが、どれだけ目の不自由な方の心が安らぎ、安全が確保されるか、と思います。
私の何度かの経験からいうと、目の不自由な方々は、どの方も隣に私がいることで穏やかな表情で、いろいろな話をして下さいました。中には、エスカレーターから降りる時に後ろから押されて何度か危険な目に会った経験を話されました。そのようなことをする人がいることに驚いたと同時に、自分のことだけでなく他者の身になって考え、行動することが、どれだけ大事か、と思いました。
それ以来、私は、心の目をもって目の不自由な方々とお付き合いをして行きたいと思いました。
by eastwatery | 2011-02-13 23:21